ソフマップで 6cm -> 8cm ファンコンバータというのを \699 で購入した。この前購入した、CPUクーラ冷戦シリーズ「陸奥」がうまく動作しなかったため、勿体無いので陸奥の低回転ファンだけを取り外してこのファンコンバータと組み合わせて使おうという魂胆だ。(経緯はこちら)
結局、陸奥は動くには動いたが外したままの状態で結局メインマシン(Duron1200 Morgan / A7V)はもとのままだったのだ。そう考えているところに丁度タイミングよく(?)、長男の使っているPC(Duron750)が動かなくなってしまった。なんでも、暑い中(エアコンなし)、DirectXを使ったゲームをバリバリやっていたところ突然、PCが動かなくなって再起動しようとしても BIOS 画面すら現れないということだ。
帰宅してから調べてみたところ、本当にウンともスンとも言わない。このPCのマザーは MSI の K7T-Pro という奴で、起動時にマザー上の LED で自己診断を行うタイプのものだ。さっそく、ケースをオープンして、このLEDをチェックしてみたが、何と何も表示しない。普段だったら、起動と同時にピカピカして問題のあるところで停止するのに…。
「こりゃー、CPUイカれちゃったかな?熱で…」
当日は無茶苦茶暑い日だったのは確かだ。
CPUクーラーを外して、CPUをチェックしてみたが外見はなんらおかしい所は見当たらない。再度、CPUクーラーを取り付けて起動してみたがやはり動かない。CMOSクリアも電源交換も思いつく限りのことをやってみたがダメだった。
右写真の中で左に写っているのが動かなくなったマシンで、一番奥側にチラっとみえるのが電源を外したマシン(手前の電源)。
結局、どうにもならないので手前マシンを持ってきてCPUを外し、このマシンに不動マシンから外したCPUを取り付けてみた。
「ピポッ…」
何事もなかったように動きだした。
「んんーー?じゃあマザーがいかれてるわけか?」
マザーがいかれてるっていうのが一番厄介だよなとつぶやきながら、仕方なく3台全てを元に戻した。
結局、何一つ解決せぬまま息子のPC( Duron750 / K7T-Pro ) を元に戻し電源を入れてみた。
「ピッ。 シャカシャカシャカ.… 」 ん? どういうこと? 正常に起動しHDDの動作する、流れるようなメロディが…。
というわけで、黄泉の国から原因不明のまま生還したのだった。
動くようになった原因は不明なんだが、CPUを取り外して、また取り付けただけで動作したということはCPUとソケットの接触不良? そんなことあるんかいな?
クーラーの取り付け不良なんてことは断じてありません。クーラーの取り付けは何度もチェックしたから…。
まあ、結果よければ全てよし。
ついでにリテールのCPUクーラーとファンうを外し、行き場のなくなっていた 「陸奥」 を取り付けたのが左の写真。めでたしめでたし。
この日から、学校の夏休み暑い日を何日も動作しているわけだが、まったく不都合はない。
で?メインマシンは結局どうなったのか?
そもそもメインマシンを静音化しようと思って 冷戦シリーズ「陸奥」を購入したわけだが、それは息子マシンへと旅立っていったわけだ。
残ったのは、ファンアダプターだけなのでこれを 親和産業 BigWave に取り付けてみた。親和産業のファンは 6cm で 4500rpmと高回転で高性能だがうるさい。
これに 2000rpm ぐらいの8cmファンを取り付けるとCPU温度が従来より若干高め (2~3度) だが CPUファンからの騒音レベルは下がった。(ただし電源ファンが高回転しているので全体としてはよくわからない)
しばらくはこれで運用していて別段不具合もないので、良かったのだがCPU温度が前より上がってしまっているのが気になり、8cm の 4500rpm の高回転ファンを取り付けてみた。
おおお。やっぱりすごいぞ。CPU温度が5度くらい下がった。
でも、音は前にも増して凄いけど…。
というわけでメインマシンの静音化計画は失敗したわけだが、結果としてCPU温度が以前より下がっているからまあ良しとするか。この夏を乗り切ったらファンも低速のものに換えることもできよう。
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