玄人志向 DURONKIT-1GOU その後

写真の右側の機械がそれで DVD/CD-ROM ドライブはなく、フロッピードライブしかついてない（HDDはついてますよ。）ちなみに左側のマシンはメインで使用している　Win2000 マシンだ。

ここで簡単にこのマシンを組み立てるにあたってのパーツを紹介しよう。

パーツ スペック 備考
CPU AMD Duron 650/SocketA 手持ち余りパーツ
Memory 256MB PC133 CL2 メインマシンから１枚取り外し
HDD Seagate 20GB ATA66/7200rpm メインマシンから１台取り外し
CPUファン 昭和電工製のヒートシンクを
使用したクーラ これだけは \1,980 で購入
LANカード 10Base-T PCI Lan カード 手持ち余りパーツ
キーボード 写真左のマシン上に乗ったやつ 手持ち余りパーツ
マウス PS/2 2ボタンの普通のやつ 手持ち余りパーツ
* M/B GA-7ZMMF(Micro-ATX)
Gigabyte製 FMV Deskpower で使用
のマザーらしい(装着済み)
* 電源 200W ATX 2.01 装着済み
* FDD 　 装着済み
* ケース 　 ベアボーンに含まれる
* ビデオ ATI Rage128VL マザーに内蔵

*印をつけたものがベアボーンキットに含まれるものである。

なんだか WWW サーバにするのはもったいないスペックだが WWWサーバだけでなくそのうち、Windows 機からアクセスできる Samba サーバにもしたいと思っている。また、２４時間稼動するわけだから折角なので SETI@Home クライアントプログラムもインストールする。

　御覧のようにCD-ROM ドライブの類がついていないので、OS をインストールするには別のマシンからドライブを外してこなければならないが、ここは勉強の意味も含めて 「ネットワークインストール」 を行ってみた。現在動作中の Pentium-133 機で FTP をアクティブにし、雑誌に添付されていたCDからファイルをコピーし（１Gバイト以上）、新マシンにはネットワークカードを取り付けて FTP インストールした。

　もっと大変かと思ったが、意外と簡単でネットワークインストール用ブートフロッピーディスクを Windows 上で作成し新マシンでブートしたらネットワークカードもあっさり認識され FTP インストールを行うことができた。自分の場合はインターネットの回線速度が ISDN 64K なので ISDN 経由で RedHat に接続してインストールすることなど考えもしなかったが、ADSL 以上だったらそれもありかも…。

サーバの設定は

1. ファイヤウォールの設定
2. SSH 設定 (Win側 TeratermPro / ttssh / WinSCP)
3. アクセスカウンタや掲示板の CGI 設置
4. アクセス解析 CGI 設置
5. Apache + Tomcat のインストール、同バーチャルホスト設定
6. NTP のインストール設定
7. SETI@home クライアントの設置
8. ホームページコンテンツの転送

その他にもルータの設定変更など(Static NAT) 色々なことを行ったので１日がかりになった。手順をまとめておかないと訳わかんなくなりそう。一応メモはとってあるのでそのうち公開することにする。

というわけで、現在の Pen133 サーバ機を Duron650機にリプレースして公開した。

*'02/01/16 追記
ひとつだけ問題があって、結局 X Window が動かない。リモートからの接続だけのサーバマシンだから X Windowは別に動かなくてもいいようなものだが、やっぱり動かないとなると気になる。内蔵ビデオカード自体は自動認識されたのだが、どう設定しても起動しない。どうすればいいんだろう？ドライバに問題ありなのかな？結局 X と GNOMEは諦めて、フォーマットからやり直した。別にフォーマットしなくたって X と GNOME をアンインストールすりゃいいじゃんって？いやいや、OSのインストール自体が楽しいんですよ。（＾＾；