自作雨水タンクの製作

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先月の下水道使用料の請求を見て驚いた。 24,000円だと。
我が家は2世帯住宅なのだが電気代は私が、上下水道料金はウチの親父が支払っている。
あまり気にしてなかったのだが、下水道料金が高いというので何ヶ月分かをチェックすると
確かに毎回20,000円前後...。

tank1.jpg

これは、親父が趣味で作っている「池」が問題なのだと勝手に判断した。
なにしろ24時間365日のべつまくなしに水をチョロチョロ放流(?)しているのだ。

とりあえず、それはやめろということにして
自作で雨水タンクを製作してそこから水をいれるということにしたのだ。
まあ容量的には200Lと、ぜんぜん足りてないのだが。

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近所のホームセンターで水道の蛇口を 1280円で購入し
さらにヤフオクで200Lのポリタンクを 900円(ただし送料1,800円)で入手した。
早速ドリルで穴あけ、スーパーシールをベタ塗りし蛇口をねじ込んだ。本当は内側からナット締めしたかったのだが、タンクの上部に手首さえ入らない穴が二つあいているだけなのでそれはできなかったのだ。蛇口はねじ込んだだけだが、タンクを満水にしても漏れる様子も無くまたグラグラすることもない。とりあえずこのまま様子をみてみることにする。

tank3.jpg

雨水を直接タンクに誘導してもいいのだが、池に流すので(中にメダカがいる)まあ多少なりとも濾過してやろうということでペットボトルを利用した濾過機を製作。

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まず雨どいに切り込みを斜めに入れペットボトルの上部の口付近部分をカットした雨水の取り込み装置を取り付ける。大きなごみとか、葉っぱとかを防ぐために網をホッチキスで止める。


tank5.jpg
濾過機全景。ペットボトルを二つ使って製作。
雨水取り込み装置から水道ホースででまず一番下まで水を誘導する。いわゆる「初期雨水」というのをカットするためだ。初期雨水はゴミや砂が混じっていることが多いそうだ。真ん中にあるペットボトルには口部分から濾材と熱帯魚などの水槽用フィルターを入れる、ペットボトルには千枚通しでたくさん穴があけてある。

ためしに汚い池の水を上ホースから入れてみる。
まずホースを伝って一番したまで汚い水とゴミが流れ落ちる(最初の時点では二番目写真の網をいれてなかったのだ)。さらに池の水をそそぐとペットボトルの中で徐々に水位が上がっていくと同時に濾材、フィルターを通過することにより濾過されていく。写真でも一番下の水の色と一番上ではかなり違っているのが確認できる。

水位がさらにあがって、取り出し口まで達すると取り付けたホースを伝って濾過されたきれいな水がポリタンクの中に落ちていくという仕組みだ。


実は雨水タンクを製作するのはこれが初めてなので、これが実際の雨のときにちゃんと機能するのかはまだわからない。やってみてまずい部分を修正していくことにする。

○ 参考にしたページ
・「ウスイダー」 ページが 404 Not Foundなのでアーカイブを利用。
http://web.archive.org/web/20050306160216/http://www.biwa.ne.jp/~kotanuki/index.htm

・雨水の利用
http://www.geocities.jp/wakuwakuecolife/raiman2_1.html

・雨水の利用
http://www.h2.dion.ne.jp/~pv0ngdn/amamizu.html

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このページは、よしが2009年12月 1日 22:31に書いたブログ記事です。

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