【六三四の剣】なんだかなーと思う点(ネタバレ)

| コメント(1)

六三四の剣 DVD-BOX 1
六三四の剣 DVD-BOX(2)
六三四の剣 DVD-BOX3《青春編BOX》

基本的に名作である。
特にアニメではなくマンガの方は…。

けなしてるように見えるかもしれないがそんなことはないです(^^;
もしそうだったらDVDボックス買ったりしません。

で、んん?と思う点。

○ 巨人の星と同じ香りが…。
対決の場面になると、後ろに燃えさかる炎が現れる。
しかし後ろで暴れるのはライオンや不死鳥ではなく、阿修羅像だ(暴れんけど)。
スポ根もの全盛、70~80年代の熱い時代を彷彿とさせる。

○ 木刀で直径50cm以上もあろうかと思われる大木を切り倒す。
高校生になったら「乾」というライバルが現れるのだが、なぜか趣味でキコリをやっている。
斧を使うのではなく、木刀で木を切り倒すのだ。

○ 材木を竹刀で叩き落す。
修行の一環として川の急流の中に立ち、上流から家の柱にもできようかという材木を大量にながし竹刀で弾き飛ばしながら、よける訓練をする。本当にやったら物凄く金かかるし、上流までどうやって木を運ぶ?何かの効果があるような気はせんし…。まるで柔道一直線の「地獄車特訓」みたいなもんだな。

○ 竹刀が柱に刺さる。
「突き」という技は御存知と思うが、東堂のオヤジさんの放った突きが外れて柱に穴があく。

○ 六三四の突き
全日本大会の試合中に六三四の親父さんが、東堂の突きを食らって亡くなる。
それに対抗して六三四が3年間の修行で取得した「突き」で東堂に挑む。
防具(面)をつけてない藤堂と対決し突き技を出すわけだが、東堂の喉に命中した竹刀が折れてしまう。

○ とにかく打ちすぎ。
剣道って相手のスキや、相手が打ってこようとする瞬間を狙って打つのだ。
だから一見動きの無いところで、相手を牽制しあったりするのだ。
六三四の剣ではとにかく打ちまくって相手を倒す(本当に倒れる)シーンが多い。
いくら小学生だからと言ってそんな勢いだけじゃ勝てんけどなぁ。

○ 審判がいらんこと言い過ぎ。
主審が「メン」とか「コテ」とかは言うのは問題ないが、副審が「今のは浅い」とか「無効」とか大きな声で言いながら審判するのは見たことがない。

○ 残心がない。
剣道って相手を打ったあとも大事で例え面が決まってもその後の態勢がビシッと決まって「どこからでも来い」って感じでないと一本にはならない。巌流島の武蔵と小次郎の決闘じゃあるまいし、お互いがだだっーと走ってきて一太刀だけ。しかも打突のあと振り返らない。剣道の試合だとそういうのは一本にはならないのが普通。

○ 主題歌の歌がヘタ
別にいうことない。そのまんま。

○ あんた誰?
終わりの主題歌の最後のシーンで六三四が愛犬のトイチを連れて山の中を走ってくるシーンがある。どこから見ても六三四には見えない。

コメント(1)

Please look my website and add it to your site
For kendopeople it is very interesting

コメントする

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 5.2.10

このブログ記事について

このページは、よしが2004年12月 9日 12:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ツタヤDiscas(オンラインDVDレンタル)&クロネコメール便」です。

次のブログ記事は「HappyHackingKeyboad Lite2」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。