なぞのATX電源 出所判明か?

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 ここのところ毎回ATX電源ネタで恐縮だが、私のメインマシンのケースの電源として最初から付属していた MAX-300ATX という電源だが出所らしきものを発見した。

lc300.2.jpg

 掟やぶりで電源ケースをオープンしてみた。(写真左)基板に型番らしき DR-240ATX と印刷してある。あと電源ケースにも基板にも DEER と印刷してあるのに気がついた。もしかしてDEER と言うのは電源メーカの名称じゃないかと、サーチエンジンで検索してみると、パーツショップなどにこの名称でたくさん出てくるのでどうやらそのようだ。

 その中のひとつに L&C Technology(DEER) というのがあったので、再び検索してみた。

lc300.3.jpg

 左の写真は、LC-300 ATX という型番のもの。どうですか?そっくりでしょ。ただ、この型番の出力電流はやはり 300W にふさわしい出力を持っている。また殆ど同じような作りの LC-250ATX というのがあったのでこれと比較してみても、微妙に出力値が違っている。


 ということで、以下の記述は全くの推測でしかないが MAX-300ATX は実は L&C Technology 社の OEM品で(出荷先がノーブランドというのも変だが)しかも基板の品番名 DR-240ATX が示すように実は 240W 品なのではないだろうか?

 では 300 Wという表示はいったい何?たぶん、確信犯なんでしょうね。あの表示出力電流値が正しいとすれば、そんな 300W なんて書けるわけないですからね。

 本当に L&C Technology 社の正規の OEM なのか、ケースメーカが勝手にシール張り替えて使っているだけなのか、よくわからないが、PCの世界ってすごく怪しいですね。でも、この電源ってW数表示は不審だが使えないわけじゃなさそうだから、マザーの動作確認とか予備として使えそうだから、とりあえず捨てずに(^^) 保管しておきます。

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このページは、よしが2001年5月19日 11:50に書いたブログ記事です。

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