Eclipse Ganymede に Visual Editor をインストールする

表記の通り以下のバージョンの Eclipse に Visual Editor をインストールしてみる。
Eclipse Ganymede
Version: 3.4.1
Build id: M20080911-1700

VisualEditor.jpg

Java 自体はもう何年間も使っているのだが Web アプリを作ることばかりで、いわゆるサーバーサイドプログラミングである。画面は Jsp とか Struts フレームワークでやってしまうので、どちらかというとロジック主体(SQLとか)のプログラミングである。

で、最近になってJava単体アプリを少し弄っている。そうなると GUI が必要になるわけで、これに Swing を使用している。 Visual C++ とか VisualBasic, VB.NET などだとフォームやダイアログに簡単に GUI 部品を配置することができるのだが Swing だと、ソースのみでこれを行わねばならない。しかもレイアウトマネージャーとやらが、やたらわかりにくい。なんで、こんなに不自由なの?という感じなのだが MS製の OS にベッタリなつくりの VB なんかと違い Swing はプラットホームを選ばない。そのため、汎用性が高くこのようなつくりになっているのだと理解している…。

前置きが長くなったが、それでも 画面から GUI 部品を配置できたら便利なのは間違いない。幸いプラグインを使えばそれができるようなのである。

○ Visual Editor Project
http://www.eclipse.org/vep/WebContent/main.php

ところが、Visual Editor は現在最新リリースが 1.2(2006/6/30) と2年半も更新が止まっている上、対応 Eclipse が 3.2 までなのだ。

非公式に Eclipse 3.3, 3.4 に対応させた人がいるみたいで以下のURLから入手することができるのでインストールしてみた。feature と plugin ディレクトリにコピーするのみ。

○ Eclipse 3.3, 3.4 系対応非公式バージョン
http://www.ehecht.com/eclipse_ve/ve.html
ve_eclipse_34_200807092330_win.zip

これだけインストールしても正常に起動しなかった。
公式サイトを見てみると GEF (Graphical Editing Framework)と EMF(Eclipse Modeling Framework) というプラグインが必要だと書いてある。

Eclipse を起動して Help -> SoftwareUpdate を行ってみると、EMF は初期状態でインストールされているようなので GEF をインストールしてみた。同じ名前のが4つほどあったのだが、どれをインストールすればいいのか不明なので全部入れた。

GEF.jpg

これで、VB ライクにツールパレットからドラッグ&ドロップでGUI部品の配置が可能である。

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このページは、よしが2009年1月17日 17:31に書いたブログ記事です。

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