まあ、仕事の場合は一人でやっている事などないので必須なのだが自宅サーバの場合はそうでもないかも知れないが、バージョン管理をきちんとやっておいた方が、後々楽になったりする場合もあるので、とりあえずインストールしてみることにする。
今では CVS よりも subversion であると言われているので
subversion をインストールしてみる。(仕事場では CVS使っているのだが)
◎ サーバ側
1 subversion サーバソフト
さてインストールしようとして
yum install subversion すると既にインストールされていた…。
2 svn 用のユーザを追加
adduser svnuser
3 以下の記述が /etc/services に存在することを確認。なければ追加
ウチの環境では svnserver ではなく svn と記述されていたので編集。
svnserve 3690/tcp # Subversion
svnserve 3690/udp # Subversion
4 次のファイルを作成する
/etc/xinet.d/svnserve
環境にあわせて書き換えてください。
service svnserve
{
disable = no
socket_type = stream
wait = no
user = svnuser
server = /usr/bin/svnserve
server_args = -i -r /home/svnuser/repository
log_on_failure += USERID
only_from = 192.168.1.0/24 127.0.0.1
}
5 アクセスコントール
/etc/hosts.allow に記述
svnserve : 192.168.1. 127.0.0.1
6 xinet.d を再起動
/etc/init.d/xinetd restart
7 きちんと起動されていることを確認
/var/log/messages 確認
こんな感じのメッセージでエラーがないことを確認。
Feb 10 22:29:14 GALAXY2 xinetd[11850]: Started working: 2 available services
◎ クライアント側(Windows)
1 クライアントソフトの入手&インストール
http://tortoisesvn.net/ から入手。
日本語化したい人はランゲージパックも入手。
それぞれインストールして再起動。
インストール方法は簡単なので省略。
◎ サーバ上の設定
1 リポジトリ作成
su - svnuser
cd /home/svnuser/repository
svnadmin create test1
2 設定ファイルの編集
ディレクトリを移動して
cd /home/svnuser/repository/test1/conf
以下のファイルを編集
svnuser.conf
[general]
anon-access = none <-- 認証ユーザのみ許可
auth-access = write <-- 書き込み許可
password-db = /home/svnuser/repository/passwd <-- (*1)
realm = My First Repository <-- 何かコメントを適当に
(*1) デフォルトでは passwd になってます。作成するレポジトリごとにパスワードを設定するならデフォルトのままで、私の場合は共通化するため一箇所のファイルにしてみました。お勧めではないかも知れません…(^^;
3 パスワードファイルを作成
/home/svnuser/repository/passwd
ユーザ名とパスワードを設定。
[users]
harry = harryssecret
sally = sallyssecret
4 アクセス権を設定
chmod 600 /home/svnuser/repository/passwd